1泊2日コース
もっとも多種類の御船印を販売する「東海汽船」
発行条件:来訪
伊豆諸島を運航する東海汽船のターミナルは、東京臨海新交通臨海線(以下、ゆりかもめ)の竹芝駅かJR浜松町駅が最寄り駅です。まずは、竹芝旅客ターミナルのチケット窓口か売店へ行って、御船印を購入しましょう。
東海汽船は、御船印めぐりプロジェクトに参加する船会社さんの中で、ダントツに多種類の御船印を販売しています。その数は現在70種類以上! 保有する6隻の船ごとや納涼船やツアーなどで販売する限定版、人気のアニメとコラボした企画版など、さまざま。
中には、伊豆諸島の伊豆大島や利島など、渡島しなくては買えない御船印もあります。
今回は、1泊2日で5社をめぐるモデルルートなので、乗船はまたの機会に。
「乗船した船の御船印を集めている」という方には、「東海汽船」と会社名を全面に出したスタンプ版の御船印はいかがでしょうか。参加社マークや「来港記念」など、すべてスタンプで構成された1枚です。その際は、公式船印帳をお忘れなく(忘れた場合は、1枚の紙に押されて渡されます)。港に停泊しているジェットフォイルや大型客船などが見られる可能性もあるので、海辺にも行ってみましょう。
御船印情報
電車で1分
ランチクルーズ船に乗って、映画のような船旅ができる「シーライン東京」
発行条件:乗船
東海汽船の御船印を入手したら、竹芝駅からゆりかもめに乗って、お隣の日の出駅へ。シーライン東京の船に乗って、ランチしながら東京湾をクルーズしましょう。御船印は船内のみの販売です。
シーライン東京は、「シンフォニークルーズ」の名でランチやアフタヌーン、サンセット、ディナーなどのレストランクルーズを運航しています。船は、シンフォニーモデルナとシンフォニークラシカの二隻。レストランの各部屋は、洋風のおしゃれな空間を演出しており、まるで映画のワンシーンのような気分を味わえます。インテリアにもこだわりがあり、写真映えのするスポットがたくさん。
航路は、東京湾内をハート型にめぐるため、「幸せを結ぶハートの航路」と呼ばれています。
そのフレーズは、御船印にも刻まれています!
御船印のデザインは、船内同様に洋風でおしゃれ。よく見ると波の部分のデザインが、それぞれの船の名前が浮かびあがってきます。
船内レストランのメニューは、東京の食材を活かしたメニューが考えられています。ランチクルーズは事前に予約を入れておきましょう。
御船印情報
電車で11分
南極観測船の宗谷に乗って、海と船の文化を学べる「船の科学館」
発行条件:来訪
1日目の最後は、船の科学館へ。
再びゆりかもめに乗車して、東京国際クルーズターミナル駅で下車します。駅名の通り、世界最大級のクルーズ客船が発着できる東京クルーズターミナルがあり、商船三井のクルーズ客船にっぽん丸の母港でもあります。
2019年3月に駅名が改名されましたが、以前は「船の科学館駅」でした。駅からすぐに、同館へ行けます。
船の科学館は、南極観測船「宗谷」が係留・展示されています。もとは、昭和13年に耐氷型貨物船として建造されました。昭和31年から日本初の南極観測船として6次にわたる南極観測で活躍しました。現在、宗谷の船内を見学できます。
船や海の文化や歴史などを学べる別館や屋外展示物もおすすめ。
御船印は、南極で活躍する宗谷を描いたデザイン。また、公式船印帳「初代南極観測船 宗谷」も販売されています。デザインには、宗谷のほか同船に乗船したカラフト犬の兄弟タロとジロも描かれています。また公式船印帳ですので、マスター制度の申請にも便利です。
御船印情報
宿泊
東京下町観光と隅田川クルーズを楽しめる「東京水辺ライン」
発行条件:来訪(運休日は販売なし)
2日目は、隅田川から東京湾まで、「お浅草・お台場クルーズ」を運航する水上バスに乗船しましょう。このクルーズは喫水の浅い船(水上バス)を利用することで、隅田川にかかるいくつもの橋をくぐってすいすいと進行します。
御船印は、乗船場の両国リバーセンターか浅草二天門で取り扱っていますが、浅草二天門では浅草版の一種類しか取り扱いがありません。また、両国版は両国リバーセンターのみの販売です。そのため、両国リバーセンターで乗船して、浅草二天門で下船するようにしましょう。両国リバーセンターは、JR両国駅から徒歩3分なのでアクセスも便利です。
両国リバーセンターから浅草二天門の移動はわずか15分ですが、船上から見る東京下町の風景やスカイツリーを眺めてみるのも一興。両国や浅草観光を船旅にて、楽しんでみてはいかがでしょう。
御船印情報
電車で30分
水辺の美味しいレストランで旅を締めくくるのに最適な「ジール」
発行条件:来訪
続いては、東京モノレールもしくは、りんかい線の天王洲アイル駅から徒歩5分ほどにある地中海料理レストラン「キャプテンズワーフ」へ。ジールが運営するレストランで、御船印はレストランで尋ねれば購入が可能です。ジールの御船印は一種類です。
せっかくなので、事前予約してランチを取るのもおすすめです。日本各地の新鮮な食材を使ったメニューで、料理が美味しいと評判。飲み物も種類が豊富で、御船印を集めてめぐる旅の締めに、ゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。二日間で乗船した船や集めた御船印などを振り返るのにも良い時間となりそうです。
レストラン窓際からは、天王洲の運河やそこを航行する船が見えますよ。
もちろん、食事だけでなく、食後に「羽田空港沖でジェット機を眺めよう!クルーズ(90分)」など、ちょうど良い時間帯のクルーズがあれば乗船しても。
御船印情報
掲載されている航路は時期により航路数が増減する場合があります。訪問時期に応じた時刻表をご確認ください。